「分厚い・重い」は分冊で解決! シートを活用して効率化! 関連論点まで書き込みまくり!
過去問なら合格ゾーン一択!
おすすめというよりも、もうこれ一択でしょ!というぐらい素晴らしい過去問です。
ぜひ書店で手にとって比べてみてください。他のものとは解説の質が圧倒的に違います。
合格ゾーンとは
合格ゾーンが他の過去問と異なる最たるものは、やはり解説です。
肢一つに対する解説量がとにかく圧倒的です。
出題論点はもちろんガッチリ解説していますが、関連論点についても同じぐらいの分量を割いて丁寧に解説されています。
これはもう、ほとんど教科書と言っていいレベルです。
このハイクオリティ解説によって、解いた分の倍以上の知識を習得することになります。
また、適宜のMEMO欄など、スペースに余裕を持ったレイアウトとなっているため、書き込みもしやすいです。
紙質が良いため、接触ストレスが少なく、書き込みもスムーズです。使い込まれることを想定して作られていると思います。
まずはコストカットから
過去問といえば、「分厚い・重い」の代表格ですよね。
これらは、
「重いから持ち運びたくない…。」「バッグに入りきらない…。」「分厚いのを見ると圧倒されてやる気が…。」
のように、体力・物理・精神などあらゆる方面にコストを生じます。
これらを簡単に除去する方法が、分冊です。
カッターと製本テープがあれば誰でも簡単にできますから、絶対に行うべきです。
分冊の方法はこちら!


厚みも重さも5分の1!
これならたこでも持ち歩けるね!
捗る捗る!
使い方① 解く
問題集ですから、解くのは当たり前ですが、一応注意点だけ述べておきます。
問題文面には何も書き込まないようにしてください。
また、解くときは必ず全肢検討しましょう。
使い方②-0 解説を読む
解説の読み込みが過去問学習の肝になります。
以下のようなステップを踏みながら読み進めてください。
使い方②-1 解説にマーカーを引く
まず、どこにマーカーを引くかの基準を明確にしておかなければなりません。
よくある悪例が、「重要な場所に引く」です。
なぜこれが悪いのかというと、そもそも「重要かどうか」の判断基準が主観的だからです。
要は、あなたが重要だと”思う”箇所と、出題者側が重要視する箇所とで、ズレが生じる危険があるということです。
もっとシンプルに、「知らなかった、間違えて覚えていた箇所」(=「今のあなたに足りない知識」)にマークしてください。
なお、周回ごとにマーカーの色は変えた方が良いですが、それについてはこちらをご参照ください。
使い方②-2 条文・判例を六法で引く
解説欄には条文番号や判例の年月日等が示されています。
解説で読むだけでなく、必ず六法で確認してください。
解説文は、条文そのままが記載されているとは限らないので、実際の条文を確認したほうがより確実な形で知識を得やすいからです。
そしてもう一つ。超重要です。
条文全文を確認してください。
例えば、解説文に「(1条Ⅱ項③号)」と書かれていたら、1条の全項と全号を確認するようにしてください。
こういう丁寧な学習をしていけば、過去問5年分でも十分に力がつきます。
使い方②-3 分析シートに記録
まずは上記から分析シートをダウンロードして印刷してください。


こちらはH31年の合格ゾーン(分冊)と、その分析シートです。
記入は簡単です。
各肢(ア〜オ)それぞれについては「✔︎=出題論点に不安」「cf=関連論点に不安」の印をつけ、再確認を促しています。
正誤については出来具合に応じて✖︎・△・◯・◎の印をつけています。
✖︎=不正解、◎=完璧、△~◯は自信の程で使い分けて構いません。
出題論点には出題の大まかな分野をメモしておきます。
左の数字は問題番号で、赤マークは正答率(LEC調べと思われる)が50%を超えるものです。この正答率については、合格ゾーンにデータが付録されているので、それを反映させました。
分析シートには、自分がいつ何をやってどういう結果だったか、つまり学習の過程を記録していきます。
過程を見渡すことで、勉強の舵取りを正しく保つことができます。
例えば、✖︎が続いている分野は苦手分野ですから、直前期の丸暗記の対象となるでしょう。
かといって、その問題が正答率50%を下回っているのであれば、深入りする必要はないとの判断もつきます。
逆に、◯が続いても毎回同じ肢に✔︎が付いているなら、その肢だけでも再確認しておくべきでしょう。
単なる作業に過ぎませんが、自分自身を把握するのはとても大切なことです。
ルーティン的に記録していきましょう。



あとはこれを繰り返していくだけ!
1周目が一番大変で、それ以降は繰り返すごとに楽になっていくよ!
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